iPadPro搭載LiDARセンサを利用した検証 vol22「計測手法として、端末を置いて長さを計測してみる」
これまでは人がiPadProを持って任意の長さを計測していましたが、その逆であるiPadPro自体を置いて計測するという検証をやってみようと思います。人間が持つことで誤差が生じやすいという部分を解消することで、さらに計測精度が上がるのではないかと思います。
置いて計測するという手法
平面に置くことでかなり安定して計測ができるようですね。よくよく考えてみると実際の測量機も三脚を利用していたりと、位置固定をしているような気がします。結果としても精度に申し分はなしですね。2点間を用意して計測する方法以外にも、iPadProとの距離。正確にはLiDARセンサからの距離を測ることで、5m以上の距離を正確に測ることができるかもしれません。
※実寸120cm
5m以上の長さ計測の正確性
iPadProに搭載しているLiDARセンサの仕様上5m以上は計測することができません。ですがそれは計測者自身がその場から動かない場合ですので、始点を決めてそこからLiDARセンサまでの距離を計測する手法であればさらに直感的な計測と正確性をもたせることができるのではないでしょうか?