iPadPro搭載LiDARセンサを利用した検証 vol19「サイズを測りにくいモノでの計測精度の検証」
今回は測りにくいモノということで、以前にダンベルの体積を計測してみました。今回はもう少しサイズを大きくしてオフィスチェアを測ることにしました。前回もですがどこまで誤差が生まれてしまうのか気になりますね。
設置面がしっかりしているのでそこまで誤差はでないと思いますが、せいぜい3cm前後じゃないかと予想しています。
アプリの操作性で解決できる問題もあるかもしれない
検証結果としては2~3cm程度の誤差が生じてしまいました。これまでの検証結果を元に考えると、サイズが大きかったり複雑な形などをしていると誤差は生じやすいようですね。これまでもですが、撮影者によって変化が起きてしまうという点を加味すると妥協点と言えるのかもしれませんが…
これはアプリ側の操作性を変えることで解消できそうな気がしますね。どのように変更するかも考えものですが、この結果をもとに思案してみます。
※実寸サイズ 65 x 67.5 x 111 cm
実空間のモノに対する当たり判定
LiDARセンサーによって実空間のモノの表面に当たり判定をつけることができるので、それを利用して計測時の精度向上も見込めそうですね。壁にしっかり添わせて物を置いてみたり、壁や隣のモノに当たらないように配置するようにユーザを導いたりなど。それだけでも今まで解消できなかった課題を解決できるような気がしますね。