iPadPro搭載LiDARセンサを利用した検証 vol11 「違う場所に、事前に測定したモノを試し置きする際の精度検証」
これまでLiDARセンサを利用した検証結果から、より正確にモノの大きさを測れることを確認しました。
今回は、「モノを違うところに移動しても収まるのか」という場面で活用できないかを見ていきます。
計測した『体積』を移動させてもサイズ感にズレなし
スーツケースを計測した結果である『体積(動画でいうと緑の立方体)』を、およそ2m移動させてみましたが、サイズ感に大きなズレはありませんでした。ちなみに、以下がスーツケースを実際に机の下に入れてみた画像です。
動画内の『体積(緑の立方体)』と大きさに誤差がないことがわかります。
モノの大きさを空間制約なしに比較可能
今回はスーツケースで検証しましたが、より重たく・大きく、持ち運びが難しいものと相性がいいように感じました。
例えば、日常生活で考えてみると、部屋の模様替えをするときに、ベッド・ソファ・ダイニングテーブル・棚などの重く大きなインテリアが考えられます。部屋の空いているスペースに設置可能か、わざわざ動かすことなく調べることができますね。