iPadPro搭載LiDARセンサを利用した検証 vol6 「手が届かない距離で高さ計測の精度を検証」
以前体積を計測する検証を行った際に、平面認識の精度がよくなったことで高さもかなり正確にだすことができました。今回は手が届かない位置での高さを計測した際に誤差がどれだけ生じるのかを検証していきたいと思います。
実際に手が届かない距離での検証
実際に3.5mほど離れて計測してみました。実際の高さは約44.5cmだったので地面の若干の窪みを考慮して+1cmほどの誤差があるかないかというところでしょうか。土などの地面でなくコンクリートなどのしっかりとした平面だとまた違う検証結果になりそうですので要検証ですね。だとしてもこれほどの誤差ならモノを試しに置いてみるなど大まかな計測なら用途によっては問題なく活用できそうですね。
安全確保に繋がる可能性
今回のように5m以内であれば比較的安全に幅や高さの計測を行うことができますね。立ち入りが危ない場所や物理的に人が入ることができない場所での計測はLiDARを活用して比較的に安全にかつ、必要な物はiPadProだけという手軽さもあり誰でも扱えそうな気がします。こういった視点での活用例を含めるとまだまだ活用できそうな場面が存在しそうですね。